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一次審査通過作品
作品のコンセプト
大分県ならではの素材や技術が詰まった魅力的な加工食品や工芸品は、大分という豊かな土地からうまれています。
そういった魅力・構造を、文字を使わず「かたち」として伝えることを意識しました。BOXの中心に大分のかたち(金色)、周縁を包み込むように品々のかたち(銀色)を配置することで、広がりを表現しています。
また個々のかたちが抽象的であることで、受け取り手に想像を促すとともに、手触りの良いBOXに印刷された艶のある線から上品さを感じることができます。
アピールポイント
●Oita Madeのコンセプト、取り扱う品のバリエーションをかたちとして伝えていること
●金と銀のゆらぎのある線で上品さを演出していること
●かたちのバリエーションや配置、塗りを変えることで、季節の変化や包装紙など他用途への展開がしやすいこと
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一次審査通過作品
作品のコンセプト
もっと自然を感じられるように。そして、少しお化粧をしたラベルで次のステージへ。
黒岳の麓、YOIYANAの水汲み場を訪れた際に感じたのは、圧倒的な緑と自然の美しさでした。
車1台分しか通れない細い道の脇には田んぼや牛舎、水汲み場の脇を流れる阿蘇野川、苔むした岩、そして原生林が広がる水源の黒岳。その美しさを表現できるような、少しでも自然を感じられるようなパッケージにしたいと思いました。
ただ、ありのまま過ぎても野暮ったくなります。上質感のある、すこしお化粧したラベルを纏うことで、より魅力的に商品を引き立たせ、今まで出会うことができなかったお客さんや、置かれることがなかった商品棚を目指します。
アピールポイント
①「黒岳」「天然」「湧水」「炭酸水」をひとつのビジュアルで表現。黒岳のシルエットの中に、繊細な泡をイメージさせる、水彩画のドローイングを描きつつアイキャッチとしました。遠くから見ると木々が集まった山のように見え、近くで見ると泡の集まりだと気づかせるバランスになっています。商品の特徴をビジュアル化することで、まず言語を超えて海外の方にも伝わる仕掛けにしています。また最下部には「くじゅう連山」全体のシルエットの絵を入れています。
②わかりやすい、伝わる言葉と文字で。現商品では、地名が混在しているため「くじゅう連山・黒岳」に統一し日英で表記。また、特徴がきちんと伝わるように、「生まれた」ではなく「湧き出た」としたり、微炭酸を「やさしい天然の炭酸水」と表現。また、キャッチコピーは水を感じさせるような濃淡の万年筆文字にしています。
③正直で誇張しすぎない、シンプルなデザインに。自然そのままの商品なので、白地・余白をたっぷりと取り、無垢さ、ありのままを感じられるように、且つ上質さを感じられるデザインにしています。
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一次審査通過作品
作品のコンセプト
主にシンプルさと余白による「高級感」と書道や和紙による日本の美や、筆でデザインした英語により「世界と日本を 繋ぐこと」を意識し制作しました。 一般的な焼酎より高価格なことがパッケージから伝わるような高級感あるデザインに加え、多くの人が覚えやすい ようなシンプルかつ大胆なデザインを心がけています。余白を多くとることにより、金色を贅沢に使い、高級感を演 出しながら、「神々」の筆文字がしなやかに動く様子を強調させました。配色は、高級なシーンを邪魔しない、シンプ ルでありながらも存在感あるボトルにするため、黒色、金色、赤色(印の小さな赤色)の3色のみを使用しています。
(化粧箱の箱は薄紫色)飾りたくなるボトル、写真に映り込ませたくなるようなデザインのボトルになればと思いま す。
また、海外に商品を広めていく際に「じんじん」という響きに親しみを持ってもらうために、「Jinjin gold label」と筆 文字(書道)でデザインしています。日本の漢字と、世界共通語である英語を融合させることにより、世界と日本とを 繋ぐようなイメージのデザインとしました。
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一次審査通過作品
作品のコンセプト
珈琲専門店が贈る“珈琲をたのしむ”
ワンランク上の珈琲ドリップゼリー
まるで喫茶店で味わうような、こだわりの本格珈琲ゼリーを味わえる商品だということをパッケージデザインで伝えていければと思います。
アピールポイント
珈琲を扱うお店での購入者の男女比は5:5、自分用で購入される方やリピーターが多いと伺いました。男女関係なく“珈琲が好きな方”に支持されているのだと思いました。また、「カップで簡単コーヒーゼリー」の魅力は?と考えた時、簡単に作れること以外に、珈琲へのこだわりから生まれる、珈琲の美味しさがあると見えてきました。
香り豊かな本格珈琲ゼリーを、手軽に食べることができる。“珈琲が好きな方”にとって魅力的で、食べた時に深い部分で喜んでもらえると思います。男性でも買いやすいこと、ギフト用としても選んでもらえること、なども意識してデザインしました。
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一次審査通過作品
作品のコンセプト
ジェラートのパッケージが梱包デザインに溶け込み、より映えるデザインを意識しました。
梱包箱を、ふくろうの森ビルに見立て全体を構成しています。窓付の箱を使用し、ジェラートを積み重ねて詰めます。その姿は3階建の建物、ショーウインドウのようにも見えます。
持ち手人もアーティストの作品を使用し統一感を持たせています。また、購入するジェラートの種類と持ち手の組み合わせによって、梱包デザインの表情の変化を楽しむことができます。
アピールポイント
●ジェラートのパッケージと梱包デザインが一体となり、統一感がうまれること
●購入するジェラートと持ち手の組み合わせにより、デザインの表情が変化すること
●テイクアウトだけでなく、ギフトにも使用できるデザインであること
●背面にイラストを配置することで、ジェラートに加え、ふくろうの森ビルもアピールできること
●隙間、背面に保冷剤を詰めることができること
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一次審査通過作品
作品のコンセプト
作品のコンセプトは「ガンジー牛と雄大な自然を魅せる」です。
箱の一番目につくところに、ガンジー牛とガンジー牛が暮らしている緑豊かな高原のイラストを使用し、パッケージ
全体でガンジー牛について表現できるようデザインしました。
アピールポイント
アピールポイントは、箱の上面に使用しているイラストです。
箱が目に入った時に、きっとガンジー牛が真っ先に目に飛び込んでくると思います。
それが、なんのお菓子だろうと手にとるきっかけになってくれればと思いデザインしました。
そしてデザインするときに参考にしたガンジー牛のおでこの模様がハートで、そこがとてもチャーミングでそんなところも見てほしいと思い、側面のデザインにも取り入れています。