最優秀賞2022 AWARD
樋口 太希さん
[ ilocami ]
課題
会社のロゴマーク
[課題提供企業]
株式会社ふたばタクシー
審査員コメント
- 仕事レベルを越えた提案で感動しました。すばらしい。
- リーフレットが分かりやすい。
- 信頼性を感じさせる落ち着いた感は出たが、タクシーをとめる時の視認性が若干落ちたように感じるので、リブランディングを考えた上で、ターゲット・既存顧客に寄り添うデザインにするともっと良い。
- ロゴをパッと見たとき印象が弱いので、以前の色を残しても良いのでは。
- ふたばタクシーのタクシー部分が少し小さめで弱く感じるので会社としての自信を堂々と表現してほしい。
- 長いビジネスモデルの中で飽きられない、長期間もつデザインが必要。
- 課題提供企業が使いたい社名表記が英語かひらがなかカタカナか共通認識を持った方が良い。
奨励賞2022 AWARD
三好 幸代さん
[ FILL LAB ]
課題
食品ロスからできた環境にやさしいたい肥のパッケージデザイン
[課題提供企業]
株式会社環境整備産業
審査員コメント
- サイズがとても良い。
- ターゲットである40〜50代主婦の上品が本当に深いグリーン色で良いのか、この書体で良いのか、植物や鳥のイラストが沈んで見える色味が気になる。
- 自分達の残渣(大分県内で出た残渣)を自分達で使う良い取組みである「食品ロスからできた」商品という良さがデザインがシンプル過ぎて表現できていないので、工場で堆肥を使って育てたなすや食品残渣を入れるなど他に手法があるのでは。
- 表のラベルに会社名が無いのが残念。企業のブランド価値を最大限上げることがデザインの力だと思う。
- 現商品名は商品名の説明コピーになっているので、キャッチーなネーミングを考えた方が良いのでは。
- 裏面の目盛りなどチャレンジは良いが、情報がごちゃまぜになっており、情報整理が必要。
学生賞2022 AWARD
前園 明日実さん[ 大分県立芸術文化短期大学 ]
課題
大分トリニータ ユニフォームデザイン(シャツ・ショーツ・ストッキング)
[課題提供企業]
株式会社大分フットボールクラブ
作品コンセプト
チーム名である「トリニータ」の由来が、英語で三位一体を表す「トリニティ」と「おおいた」をかけ合わせ、県民、企業、行政が力を合わせてチームを育てていく、という思いがこめられたものであったので。「トリニティ」を象徴するモチーフとして三角形を用い、その三角形がダイヤモンドの様に輝いて見えるパターンを胴体部分全体に配置した。基本色は大分の自然を意味するブルーと太陽の光を意味するイエローの二色で構成されており、「トリニティ」を象徴する三角形に太陽の光をイメージしたイエローの射線を差し込むことで、大分の自然が太陽の光のもとでぐんぐん育つように「トリニータ」も育ってほしいという思いをデザインに込めた。
アピールポイント
デザインのメインとなる三角形のパターンは、境界線をなくし、単調な一色ではなく様々な彩度のブルーで構成することによって、カットされたダイヤモンドが透過した光を乱反射して作り出すような輝きを表現している。
また、使用している基本色はロゴとエンブレムに合わせたイエローとブルーで構成されているが、従来のユニフォームカラーより明度を上げ、全体的に色相を黄色寄りでまとめることによって、「トリニータ」を意味する三角形が太陽の光で照らされキラキラと輝いている印象を作り出し、作品コンセプトに適しつつも今までにないユニフォームデザインにしている。
また、使用している基本色はロゴとエンブレムに合わせたイエローとブルーで構成されているが、従来のユニフォームカラーより明度を上げ、全体的に色相を黄色寄りでまとめることによって、「トリニータ」を意味する三角形が太陽の光で照らされキラキラと輝いている印象を作り出し、作品コンセプトに適しつつも今までにないユニフォームデザインにしている。
学生賞2022 AWARD
黒崎 美羽さん[ 大分県立芸術文化短期大学 ]
課題
大分トリニータ ユニフォームデザイン(シャツ・ショーツ・ストッキング)
[課題提供企業]
株式会社大分フットボールクラブ
作品コンセプト
コンセプトは大分を代表する、トリニータらしいユニフォーム。大分を代表するサッカーチームと言う点から、大分の自然の豊さなど大分ならではのものもモチーフに取り入れた。また、「大分県代表サッカーチーム」のみにならないよう大分であることだけにこだわらず、第一にトリニータらしさを大切にしながら制作した。
アピールポイント
ユニフォーム正面では、大分の別府の温泉街から出る湯気とサッカーでの盛り上がりでみせる熱気をリンクさせ、両脇腹にグラフィカルなデザイン。また、チーム名の由来である「トリニティ」(英語で三位一体)の県民、企業、行政が力を合わせてチームを育てていく思いをグラフィカルに表現し、模様としてユニフォームのデザインに落とし込んだ。大きく配置している波のようなデザインは、大分の自然の豊さとロゴ、エンブレムにもあるフレアを表現している。
ユニフォーム背面では、トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」の甲羅をイメ ージし、五角形に形作った背に背番号を載せ、背負っているようなデザインに仕上げた。こちらでも、正面でデザインした「トリニティ」のグラフィックと同様、3つのグラデーションが組み込まれることで、三位一体を表現した。
カラーは、チームカラーのブルー、イエローをメインに使い、黒に近い紺色をアクセントに袖とソックスにデザインした 。
ユニフォーム背面では、トリニータのマスコットキャラクター「ニータン」の甲羅をイメ ージし、五角形に形作った背に背番号を載せ、背負っているようなデザインに仕上げた。こちらでも、正面でデザインした「トリニティ」のグラフィックと同様、3つのグラデーションが組み込まれることで、三位一体を表現した。
カラーは、チームカラーのブルー、イエローをメインに使い、黒に近い紺色をアクセントに袖とソックスにデザインした 。
学生賞2022 AWARD
近藤 里奈さん[ 大分県立芸術文化短期大学 ]
課題
大分トリニータ ユニフォームデザイン(シャツ・ショーツ・ストッキング)
[課題提供企業]
株式会社大分フットボールクラブ
作品コンセプト
大分の温泉とトリニティの意味を視覚的に表現したデザインです。両面の上下にある白い矢印は三位一体を意味するトリニティである大分の県民、企業、行政の三つを表しました。
アピールポイント
下の面にある三つの矢印を裏面と合わせることによって上向きの矢印になり、チームが成長して上を目指すという想いを込めました。また、背番号の角度をトリニータのチームロゴと同じに斜めの角度にして、表裏の面に統一感が出るように意識しました。下の面の矢印は、上の矢印によって反射している水のように見せ、上の面では水色と白の射線を加えて温泉の湯気を表現しました。
学生賞2022 AWARD
中尾 美怜さん[ 大分県立芸術文化短期大学 ]
課題
大分トリニータ ユニフォームデザイン(シャツ・ショーツ・ストッキング)
[課題提供企業]
株式会社大分フットボールクラブ
作品コンセプト
トリニータは大分県民に長く愛されています。子どもたちの中にはトリニータの試合を観戦し、選手としてピッチに立つことに憧れサッカーを始めた子も多いはずです。大分を背負っている選手の方々は一人一人何度も失敗したり挫折しそうになったりと人一倍努力されてきました。ピッチに立つ上で身につけているものは選手の精神状態に深く関わります。選手の方々の血の滲むような努力を自信に繋げられ堂々とできるような、それに加え未来の選手たちや大分県民が憧れるようなユニフォームデザインをしたいと考えました。
「選手の方々が堂々とできるような格好の良いデザイン、大分県の代表として憧れられるデザイン」というコンセプトを掲げ制作しました。
「選手の方々が堂々とできるような格好の良いデザイン、大分県の代表として憧れられるデザイン」というコンセプトを掲げ制作しました。
アピールポイント
前から後ろにかけて大胆に、全体の半分にかかっているものは大分県の形をかたどって作成しました。これは大分県を背負っているということを表しています。大きく配置し大分県南部のリアス海岸を活かしたことでインクをかけられたかのような大胆かつ格好の良いデザインにしました。差し色に赤色を入れたことで活気や選手の方々の燃え上がる熱意にも見えます。
ユニフォームの柄は大分県の伝統工芸品である竹細工の六ツ目編みを使用しました。違う色のパターンを作成し、少しずつ色を変更することで地味になりすぎないよう工夫しました。全体のバランスもよく見ながら作成しました。
ユニフォームの色も少し和風らしくしながら自信が沸いて来るような堂々とした色にしました。
私自身、子どものころからトリニータをよく観戦しにドームヘ行っていました。根っからの大分県民からするとトリニー夕のイメージカラーである青色と黄色を無くしてしまうと大分県民から愛されてきたトリニータでは無くなってしまうような気がしました。全く同じ色ではありませんが、少し調整しながらも青色と黄色をあえて使用しました。イメージを崩さずデザインすることでこれからもずっと県民から愛され続けられるトリニータでいられるはずです。
ユニフォームの柄は大分県の伝統工芸品である竹細工の六ツ目編みを使用しました。違う色のパターンを作成し、少しずつ色を変更することで地味になりすぎないよう工夫しました。全体のバランスもよく見ながら作成しました。
ユニフォームの色も少し和風らしくしながら自信が沸いて来るような堂々とした色にしました。
私自身、子どものころからトリニータをよく観戦しにドームヘ行っていました。根っからの大分県民からするとトリニー夕のイメージカラーである青色と黄色を無くしてしまうと大分県民から愛されてきたトリニータでは無くなってしまうような気がしました。全く同じ色ではありませんが、少し調整しながらも青色と黄色をあえて使用しました。イメージを崩さずデザインすることでこれからもずっと県民から愛され続けられるトリニータでいられるはずです。
学生賞2022 AWARD
長野 羽衣比さん[ 大分県立鶴崎工業高等学校 ]
課題
大分トリニータ ユニフォームデザイン(シャツ・ショーツ・ストッキング)
[課題提供企業]
株式会社大分フットボールクラブ
作品コンセプト
このユニフォームは、姫島盆踊りをイメージしてデザインしました。前面には、踊り手たちの顔のキツネの化粧の柄になっており、背面は頭にかぶっている風呂敷の水玉模様になっています。
ズボンには傘の赤と黄色の渦巻き模様、くつ下はその渦巻き模様をすこし細くしたもので統一感をもたせたデザインになっています。くつ下のかかととつま先部分にトリニータのカラーをワンポイントで取り入れています。上半身は白を基調とした清潔さ、下半身は赤や黄色で力強さや情熱を表現しています。
ズボンには傘の赤と黄色の渦巻き模様、くつ下はその渦巻き模様をすこし細くしたもので統一感をもたせたデザインになっています。くつ下のかかととつま先部分にトリニータのカラーをワンポイントで取り入れています。上半身は白を基調とした清潔さ、下半身は赤や黄色で力強さや情熱を表現しています。
アピールポイント
大分の伝統文化の一つである姫島盆踊りを取り入れることで、文化の継承をはかるとともに、選手がこのユニフォームを着て各地で試合をすることで、大分にはこのような文化があるんだ、ということを広く知ってもらうきっかけになればいいなと思います。白・青系・赤系とメインである配色を3色にして、トリニータというチーム名の由来である、“トリニティ”を表現しています。白で清潔さ、青は爽やかさ、赤には情熱、オレンジや黄色で元気さや明るさをイメージさせるようにしました。